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初心者や子供が絵手紙を書こうとする時、何から準備して書けばいいのか教えます。

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取り組み方を明確にする。

1.初めに3つの目的の1つを決めておきましょう。
 1)絵手紙とはどんなものか、ポイントを教えるだけで成功。楽しく書くこと。無難型。
 2)自分の感じたこと、最近の出来事を書く。絵日記風。少し成長型。
 3)誰かに知ってもらいたい気持を書く。積極型。


2.絵手紙には良い面があり、大きな力があることを信じましょう

1)自分と相手を幸せな気持ちにさせる。
2)励ましたり元気を与える。 立ち止まって考えて反省させる力も与える。 (過剰な期待はしないで)
3) 絵で表現したり、言葉で表現するもので多くの方法の一つに過ぎない。
表現法をいくつも持つことはストレスも少ない。絵手紙はその一つ。

 

書くハガキは、にじみにくいハガキか、にじむハガキにしますか?

使う用具類の説明

1)用紙には、にじみの少ないものと、多くにじむものがある。

にじみに少ないものから始め、多いものに変えていく。

2)ハガキにはにじむ種類がある。水滴を一滴たらしてにじみを確かめよう。
 
 にじみやすいのと、中くらいと、にじみにくいものの種類がある。
 
 画仙ハガキは、少しにじみやすいものと、いっぱいにじむものがある。

線描きは、筆ペンにしますか、油性マーカーや鉛筆にしますか?

線描きは、筆ペンにしますか、出来れば筆ペンがお勧め。
「青墨」と書いている筆ペンがいい。
油性マーカーや、「耐水ボールペン」もいい。

[墨を使うときの注意点 服を汚さないこと。]
 墨を使う場合の、墨用の皿は、紙コップを低くカットして作れます。
 使い捨てのパレット、プラスチック製があれば、それでもいい。

 勿論、水彩画用のパレットが良い。ただし、パレットに墨の汚れが残りやすい。

誰かに書く絵手紙か、自分のことや好きなことを書くのかを決める。

誰かに書く絵手紙か、自分のこと好きなことを書くのか考えさせよう。
  
  1)書く題材や内容を指定する方法がやりやすい。果物の絵など。
  
  2)題材を決めないで、テーマだけを伝えて書いてもらう。
    近い将来に楽しみにしている行事など。 
    最近のできごとを日記風に書くこともできます。  
  
  3)誰かに親切されたことがあれば、感謝の気持ちを伝えよう。
  
  4)一緒に住んでいる家族に、恥ずかしくて言えないことも。
    家の中で失敗して謝っていないこと、反省しているけど言えなかったこと。
  
  6)離れて住んでいるお友達に。恩師にも。
  
  7)今まであった出来事、これからの楽しみ、遊んだこと、食べたもの。

線の練習から始めよう。

線の練習から始めよう。
  線の練習は、墨と筆を使う場合に、特に必要です。
  線はゆっくり書く、墨が足りなくなり、かすれた線になった方がいい。
  筆を早く動かすのではなく、途中で止まったり遅くするのがいい。
  それには、理由がある。1日の中で、これでいいのか、立ち止まって
  進み方を確かめることにつながります。失敗が少なくなります。
  (参考の画像。)直線と丸。反対も書くと難しい。

線の練習方法、直線と丸

書くものを、よーく観察してから書こう。

 よーく、観察して、(ここが大事なポイント)から細かいところも書こう。
  見えにくいところも想像しよう。
  参考に「イチゴ」を、よーく観察してみよう。
  その例。イチゴの写真と観察するところ。

イチゴの写真、良く見よう。

観察する人のつぶやき例  良く観察すると、独り言みたいにお話したくなる。
・イチゴにはブツブツがあるよ。
・これは、種かな?果物の口はどこかな?
・食べたり息をするところはどこかな?
・頭にあるヘタと茎もあるよ。
・そうか、ここから栄養を食べていたのか。
・でも、なぜ、赤いのかな?初めは、イチゴのはじめの頃は白いのだってしっていますか?
・薄い緑のところもあったよ。
・なんか、甘い美味しい香りがするね。
・ブツブツの種がたくさんあるね。
・ソバカスみたい。おっと、悪口は言わないようにしよう。
・なんか、大事な働きをしてるんだ、きっと。
・ヘタでいいから、イチゴのヘタを先にていねいに書いてあげよう。

色を塗るには、よく見てから、似た色かどうか確かめてから塗ろう。

色を塗る時の注意

色を塗るには、よく見てから、似た色かどうか確かめてから塗ろう。
  
 1)色の確かめ方。まず、テッシュペーパーで確かめる。
  
 2)次に、半紙や画用紙にポンと塗って確かめる。
  
 3)本物に似た色が出ないとき、ここが大事。あわてると、もっと悪くなる。
  
 4)もう一度、このもう一度をやると、絵が上手くなると言おう
どんな色かよく観察しなおしましょう。
 5)そして、筆をよく洗ってから、どの色と、どの色を混ぜればいいか考える。
  
 6)ほとんどのものは、1色で全部書けることは少ない。探してみよう。
  
 7)二つの色を混ぜて見よう。
お友達の色と仲良く助け合うということ、いい色になることがあるよ。
  これが、むずかしいから、うまくいかなくてもがっかりしないこと。

まず、半紙か画用紙に言葉を書こう。短い言葉にできるかな。よし、書こう。

言葉の書き方の教え方文字、言葉を書くのは難しいぞ。

字はヘタでもいい。その言葉は、心あたたまる言葉を書こう。

言葉、文字を書く順序について

1)初めは少し長い言葉でもいいので、自由に思ったことを半紙などに書こう。

2)言葉を書く時も、題材(モデル)を良く観察し思いやりの気持ちで語りかけて見よう。

3)書いた言葉を、もっと短く、もっと素直なことばで書けないか考えよう。

4)言葉を書く時は、絵の空いているところに書こう。
  空いている所を埋めるように、少しの空間には小さな字で書きましょう。

良い点 イチゴを見て、イチゴのヘタを帽子と見ている想像力。
良く似合う、とほめている。つまり、良い点を探して言葉を書いている点がいい。脱帽です。

書いた人のしるし、サインを入れよう。完成だ。よくやった。

書いた人のしるし、サインを入れよう。完成だ。よくやった。
一つの物を作るのも、一枚の絵手紙を書きあげるのも、大きな成功だ。
  その書き方は、次の画像を参考にしよう。
  どれでもいい。上の画像が簡単。

絵手紙で知ってほしい大事なこと

知ってほしい大事なこと。

絵手紙を書くことは、気持ちを書くことですが、書いた絵と言葉は残ります。
受け取った人が喜んでくれます。人に喜ばれるということ、この満足感を忘れないように。
まとめてみました。

1)絵手紙は、花や野菜など自然にあるものを書きます。
自然にある動物植物もみんな違っていて、美しい。
自然を造った神様も、人間と気持ちを共有し、一緒に楽しみたかったのかな。
子供も大人も、誰かと嬉しい事や楽しいことを一緒に味わいたいと思っています。

ところが、最近は自然をみるよりも、ゲームで相手を倒すことが気持ちいいという訓練をしています。
素直さや弱さは、役立たないように思われています。
絵手紙には、様々な問題を防ぐという大きな効果、益があることを知ってください。
たとえば、イチゴを書く時、反対側は見えません。反対側が痛んで、傷ついていることがあります。
自分から、今見えなくても、その傷はイチゴ全体に現れ、いつか必ず見えるようになります。
「絵手紙は、心の中が表れてしまいます」「素直な気持ちで書きましょう」
この2つのフレーズを効果的に2回以上、いいましょう。

2)絵手紙は相手の人を喜ばせようとして書くものです。

人を困らせようとしていった言葉は、相手を傷つけます。
声は消えても心の傷は残り、消えることもあれば大きく膨らむことがあります。
しかし、いつか絵手紙の言葉となり周りに広がります。
思いやりや親切を広げる積極的な姿勢で取り組みましょう。


  

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