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絵手紙の書き方の基本について考える。(動画を参考にして)

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絵手紙の基本の書き方はどのようなものですか?

絵手紙とは?フリー百科事典によると。     (クリックしてご覧ください)

2023年12月から45年ほど前の絵手紙の指針が「書き方の基本」とされています。
さすがに、これだけ前の基本指針となると、取り巻く環境が大きく変化しているのでそのままでは将来性は先細りになることでしょう。
 手紙を郵送することが少なくなり、墨と絵手紙用の筆で手書きする書き方も時代遅れになりつつあります。それでも、書き方の基本を理解することは重要です。
なぜなら、どの点を簡略化したらいいのか、どんな道具をどのように使うといいのか、人の心に訴える絵手紙の書き方とはどんなものかを追求するのに役立つからです。
絵手紙の将来性に思いをよせてみると、基本を理解してから取り組むのは当然です。

書き方の動画で注意して見るべき3つの視点はどんな事ですか?

見るべき1つ目の視点。自分に書けそうですか?
そのまま真似て書こうとすることも良いことですが、同じように書くとすればその難易度はどれぐらいでしょうか?プロの画家や書道家が滑らかに筆を動かすのを見て、見事だと感心しても、いざ自分が書こうとすると簡単ではありません。

さらに、基本の筆の持ち方や線の書き方をマスターするのに個人差がありますが、1か月程度の練習時間が必要と思います。(筆者の個人的見解)

見るべき2つ目の視点。その道具を全部そろえるのに、費用はどの程度なのか。
その道具を全て購入するとすれば、3万円以上の費用がかかるでしょう。
その道具を使ってどんな題材も書けるかというと、そうではありません。
風景画や人物画など細かい線の描写には不向きで、別の筆記具が合います。
また、その道具が身近にあるものかどうかが大切です。
受け取った相手が「返信の絵手紙を書き易いか」ということにつながります。

見るべき3つ目の視点。
1時間ほどかけて心をこめて書いた作品を、「受け取る側からみると、どんな価値があるでしょうか?」と自問し考えてみましょう。

自分だけがいいと思うでしょうか?何を伝えたいのかはっきりしていますか?
その絵手紙のどこがいいのか、わからないのでは意味がありません。
ただ、絵として、絵画として上手に書けているだけなら「意味はありません」。
その人の、自慢とするもの、高慢さが伝わってくる作品であってはなりません。
絵が上手でも、素直さや思いやりの点では「小学生に負けている」ことがあるからです。

筆者は「より簡単に楽に絵手紙を書くこと」を勧めています。

その記事「簡単に楽に絵手紙を書く方法」の概要をご覧ください(最後の記事)


絵手紙の書き方の基本の2本の動画を見てみましょう。

1)絵手紙の基本の描き方 墨と顔彩の使い方・動画    7分30秒

2)NHK学園生涯学習講座 より (6分52秒)



「簡単に楽に絵手紙を書く方法」 概要

1)道具を安く簡単に揃える方法

 線書きの筆記具は筆ペン(青墨タイプ)にしましょう。
 理由は、安く簡単に手に入りやすいこと。さらに、絵手紙コンクールなどでも筆ペンで書いた
 作品が入賞し、審査員たちにも認められているからです。本格的な絵手紙の線書き筆や墨や
 硯は、筆ペンと比べてかなり高価です。

2)もっと簡単に楽に、しかも楽しく書く筆記具を準備しましょう。
 それは、普段使っているボールペン、マーカーペン(耐水)を使うことです。
 さらに、割りばしペン、竹串ペンなどもすぐに手に入るでしょう。

3)彩色用の筆は百円ショップのナイロン筆で十分です。
  本格的な彩色筆は、ある程度の太さがあって、細かい彩色時には不向きです。
  大きな絵には向いていますが、何色も使って彩色するにも適していません。
  太さの違うナイロン筆3本 もあれば楽に色塗りができます。

さらに詳しい記事は後日紹介します。

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