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ヘタな絵手紙?墨溜まりの魅力を探る・割りばしペンと面相筆の場合( ぶどう)

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割りばしペンは先が細いものと、中くらい、太いものと3種を使います。

少し慣れていても、つい油断すると、墨溜まりが出来て大きく墨が落ちます。

なぜか、失敗したはずの、墨が落ちたり墨が溜まったりしたところが魅力的に感じます。

すると、次のようになります。

1)墨溜まりのあるぶどうの絵割りばしペン小

この作品の方が魅力的に感じるのは、私だけでしょうか?

そこで、墨が落ちなかった、他の作品と比べて頂きましょう。

ぶどうの絵ー墨溜まりのある絵。

2)墨溜まりのないぶどうの絵・割りばしペン小

3)面相筆のぶどう  線を細く書きました。

面相筆のぶどうの絵

どちらがヘタな絵手紙ですか?

一般的には、1)がヘタな絵手紙と思ことでしょう。

大きい墨が落ちていて、失敗しています。

3)の面相筆は、失敗なく写実的です。

僅かな違いですが味気ない感じもします。

ここで考えたいのは、なぜ1)の失敗作に、不思議な魅力を感じるのでしょうか?ということです。

人間は皆同じ個性や顔な訳ではありません。

役者であれ、他の分野であっても素直に個性を出した方が人間的な魅力を感じるものでしよう。

ここがポイントですね。

もっと自分の殻を脱ぎ捨てる、本心を出していく、それがヘタな絵手紙の魅力です。

大勢の人が思い違いしています。実はわたしもそうでした。

小さな失敗も含めた生き方、一生懸命さ、それが魅力です。

これからもヘタな魅力をお伝えしたいと思います。

 

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