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子どもに絵手紙を教える最適の場所は家庭です。どのように?

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家庭だからこそ、学校では教えられない重大なことを教えられる。

1.学校は知識の教育。人間性の教育は家庭にあり。

家庭で教えるのが、父母だけとは限りませんが、おじいさんやおばあさんの場合も同じです。子どもは親に愛されていることを、深く自覚するように教えましょう。どの程度ですか?味方である親に自分の心配事を何でも伝えられるようになるまでです。口で話せないことも、絵日記絵手紙に書けます。次第に、他の人を思いやる気持ちを照れないで表現できるようになるでしょう。学校で教えてもらえないのが、人間教育の面です。本当に心を豊かにする教育は家庭にあるからです。

2.学年に応じた目標(個人目標)を決める。

学年によって、低学年(1~2学年)、中学年(小学3~4学年)、高学年(5~6学年)にレベルを分ける。これは学校での授業の分け方です。
家庭では、個々の能力や成長に応じてレベルを上げる方法をとりましょう

詳しくは、「小学生の絵手紙カリキュラム・学びの課程」未投稿 をご覧ください

3.家庭で絵手紙を書かせることには、こんなプラス効果がある。

1)絵を書くという遊びの要素があるので取り組みやすい。一人でもできるストレス解消となる。
2)思考力や観察力が身に付き、他の学習科目にも役立つ。
3)自然のもの(花など)にみられる色や形の美しさを感じとる力が養われる。
4)考えや気持ちを表現する力、他の人に伝える力が身につく。
5)健全なものを見て書くので、他の不健全な画像をみることから離れていられる。
6)成長段階に応じた学びができて、人間性を向上させられる。
7)友人だけでなく、世代を超え、異性の壁を越えて思いの共有ができる。

書きたい気持ちになってもらうには、無理強いをしないこと。

1)絵手紙とはどんなものか、ポイントを教えるだけで成功。
 初めは道具類の使い方からスタート。
 一人で楽しく書けるようにする。指導や目標がないとすぐに飽きる。
 「小学生の絵手紙カリキュラム・学びの課程」を利用してください
2)お勧めは、絵日記風に書くことです。
自分の感じたこと、最近の出来事を書くといい。
理由は、継続しやすい。題材に困らない。
思考力や観察力が上がるなどのメリットが多くあることです。
目標がハッキリすると取り組みやすく継続できる。楽しくなります。
お絵かき遊びの面があって、ストレスが減ります。子供の気持ちが理解し易い。
3)誰かに知ってもらいたい気持を書く。積極型。他の人の作品を見て学べるように指導する。
 それには、親がコメントを書くようにします。
親も絵を書いたり、イラストを描くとさらに親子関係も向上します。
将来起こりえる問題を未然に防ぐこともできます。

道具を準備して、注意点や使い方を教えよう

絵手紙とはどんなものか、良いポイントを教えるだけで成功。

1)絵手紙とはどんなものか。道具は?
 初めは道具類の使い方から。個人の成長に応じて使う道具も変わります。

「絵手紙の筆記具・彩色の絵の具・紙やハガキの選び方」の記事を参考にして下さい。
必ず注意点を伝えましょう。
全ての道具に注意点があります。道具の使い方の記事をご覧ください。
道具の使い方を間違いやすく、間違った使い方をすると道具が早く破損します。
例えば、絵の具には有害物が含まれていることが多いので、口に入れないように教えましょう。

時間配分と片付けについて

家庭でも時間を決めてとりかかりましょう。準備は自分でできるようにしましょう。

学習方針やカリキュラムを見て作っ自分で目標を持てるようにしてあげましょう。
小学生でも1年生と6年生では絵手紙を書く能力にも大きな違いがあります。
時間は、用具の準備から片付ける作業を含めて、約20分~60分程度を目安にしましょう。

自由な絵の題材で絵手紙を書いて完成させるのは難しいと思います。
そのため、絵の題材を果物や葉に決めておいた方が書きやすいでしょう。
何の題材を書けばよいか分からない時のために、次の資料を参考にして下さい。
幼児期や小学の低学年に向いた画材の資料です。
90分以上の時間をかけて書く場合は、絵の題材を決めないで自由に書かせるせることもできます。その際には前もって書きたいものを考えておくように伝えましょう。

片付けることの大切さ。
学校の授業でも、各科目の勉強でもよく理解して学びが早い人は、片付け能力の高さで決まってきます。この考え方を子供に伝えて、良く学ぶには不要なものを捨てて整理させましょう。

スタートには、「絵日記風の絵手紙」から始めよう。

次の3段階の方法をとるのがお勧めです。

1.絵日記帳というノートがあります。低学年はそれに1冊書き終えてから、次に。

2.次は「ハガキに書く絵日記」。白紙のハガキをファイルにまとめておきましょう。

3.色々な人に、実際に送る絵手紙です。送り先も知人から老人ホームまでたくさんあります。

この3ステップを踏むと、楽しみながらたくさん書けます。

低学年の子どもには「おやつを食べる前に絵に書てから、、」という方法が効果あります。

他にも楽しみながら書く方法をこの記事で見つけてください。

ハガキに絵手紙を書こうとするなら、書くための手順を整えましょう。

考えること1、誰に向けて書くか
絵手紙を書く前に考えておくことがあります。
絵手紙というのは絵と言葉を書いた手紙です。ハガキに書いても広い意味で手紙です。
手紙ですから誰かに読んでもらうためのものです。
誰に見てもらいたいと思いますか?
まず、それを決めなければなりません。
お母さんか、お父さんか、を決めます。
誰に書いてもいいですが初めにハッキリと決めておきましょう。
次第に広げていくことができます。

考えること2 次に大切なのはどんな内容を書くかどうか決めることです。

絵手紙に書く言葉は、題材と関係のある言葉を書くのが良いと言われています。
関係のない言葉でもどちらでも構いません。
自分の気持ちを書く、相手の良い点を見つけて書く、喜ぶことを考えて書きます。
誰かから何かをいただいた時にありがとうと口で言うかもしれません。
今度は絵手紙でありがとう、の気持ちを伝えることができます。
手紙を受け取った人が喜ぶような言葉を考えましょう。
言葉はよく考えないとすぐには出てこないかもしれません。
「~をいただいた。とてもうれしかった」、「早く、おじいさんやおばあさんに会いに行きたい」お父さんに叱られたことがあったら「しかられたけど、ボクの将来のためだってわかったよ」「~さん、元気でね」と言うような書き方ができるかもしれません。

考えること3 絵手紙に書く絵は決まりましたか?

絵の題材(だいざい)を初めから決めておく方法と、自由に考えさせる方法があります。
補足・低学年には、初めから題材を決めておくことをお勧めします。
例えば、初めはトマト、イチゴ、ピーマン、レモンなどの果物や野菜を書くことがあります。
絵手紙ではどんな題材を選んで書いてもかまいません。
何でもいいと逆に選択に困るものです。
自由な絵手紙は、迷いやすいので、絵手紙を受け取る相手を決めておくようにした方が良いでしょう。
家族やお友達、おじいさん、おばあさんに知らせたいことを書きます。
こんなびっくりすることがあった、こういうことができるようになったなどです。
自分の思い出や出来事を書くことも出来ます。

練習用のハガキの表に3つのメモを書くといい。
絵の題材と言葉が決まったら、練習用ハガキの表に、鉛筆で3つのことを書きましょう。
1.絵手紙を書く相手 2.絵の題材の名前 3.書きたい言葉を書いてみましょう。

考えること4 筆記用具とハガキはどれを使いますか
書き終わったら、今度は書くための道具、筆とハガキについて知っておきましょう。
絵を書くときに、線書きをする筆にはたくさんの種類があります。

考えること5 道具が全部そろっているか、確かめましたか?

1.新聞紙 2.半紙 3.ハガキ 4.筆(マーカー、彩色筆、鉛筆)
5.絵の具とパレット(色を混ぜるのに使用) 6.絵に書くもの(題材・モチーフ)7.テッシュペーパー 8.水(筆洗い用)(よく洗わないと色が残って失敗します)

いよいよハガキに絵を書きます。

書き方1・練習用ハガキに絵を書く場合。
練習用のハガキの表を見てから、裏側にマーカーで絵を書いていきましょう。
マーカーで絵を書いたら、今度は言葉も書きましょう。
補足・普通は彩色してから言葉を書きます。小学生の場合は、線書きする筆で、絵の線を書いてから、その筆で言葉(文字)を書かせた方がトラブル防止になります。筆を落としたり、ハガキの上に転がしたりを避けるためです。
色はまだ塗りません。

書き方2・言葉を書くには2つの方法から。

1)題材をよく観察して言葉を選ぶ。
そして、題材に話しかけてください。題材は何と答えていますか?
2)題材ではなく、書きたい相手に喜ばれることを書くこともできます。
最近、どんなことがあったか、うれしいこと、びっくりしたこと。
がっかりしたこと、叱られたこと、ほめられたことを書くことができます。

書き方3・練習用のハガキに絵も言葉も書いてから、次に本番のハガキに書くこともできます。

色塗りは慎重にしましょう。

気を付けよう・ 色塗りは必ずテッシュで確かめてから塗りましょう。

実際にハガキに塗る前に、テッシュペーパーに色を付けてみて、確かめてから塗ってください。
確かめないと失敗しやすくなります。
色を塗る筆は1本なので、ほかの色を塗りたい時には、筆をしっかり洗いましょう。
筆がきれいにならないまま、次の色を塗ってはいけません。
よく洗いわないと前の色が残っていて汚れた濁った色になります。

全部出来上がったら、名前、サインを書きます。

家庭で書いても名前やサインを書くのを習慣にしましょう。

親は書いた絵手紙作品を見て、的確な評価をし、励ますことができますか?

1.親の読み取る力、読んで共有する力が試されます。

絵を書くのが上手でも、他の人の作品を見る力が無い人もいます。
絵手紙は、手紙なので書かれたものから、その考えや気持ちを正しく理解するのはとても大切です。

手紙でも、相手の人がその手紙を読めないこともあります。読みにくい字を書かないようにしましょう。絵も同じように、分かりやすいと、気持ちが伝わります 。
2.正しく読み取った上で、心からのコメントが大切です。

学校では、どんな絵手紙でも正しく理解する人と、間違って理解する人がいます。
中には批判的だったり、意地悪な気持ちで見る人がいるかもしれません。
家庭では、徹底して子供の見方です。
「上手ね」という言葉で終わらせては、次につながりません。

2.次も書きたくなるような、真剣な心のこもったコメントが必要です。
絵手紙は相手の気持ちを思いやって、優しい気持ちで書くものです。
人を批判したり、不満を書いたりしないで、相手をほめたり、感謝の気持ちを伝えるものです。
恥ずかしがらずほめるところ、良いところをを探しましょう。
絵手紙は何年たっても残るので、大人になってからも良い思い出になります。
親のコメントも、子どもの一生を左右することがあります。