高齢者の心のドアを開く「お笑い」の言葉を集めよう。

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誰でも、心の部屋がある。人はそれを、本音とか本心ともいう。

絵手紙に書く言葉も、日常使う言葉にも、誰にでも共通する心を開かせる合鍵はない。

皆、一人ひとり違いがあります。

それでも、心のドアを開かせる良い「カギ」があります。

それは、お笑い、失敗談などです。

シルバー川柳を読み、自分も作ろう。絵手紙に書こう。

シルバー川柳と言うのをご存知でしょうか?

川柳という形式でなくても、文字が多くても構いません。

○ こんにちわ、思い出せずにさようなら。(自分で声かけて、相手の名前も思い出せない時)

○ 腕よりも話し上手で選ぶ医者。

○ 美味かった、何を食べたか忘れたが

○ 愛してる?、それが今では、息してる?
  実際に私は無呼吸症なので、そう言われることが多い。

○ 検診日、その前に美容院

○ 何でかな?妻という字を「毒」と書く。(たぶん母親のイメージです)

○ やめてくれ、たたの寝過ぎで脈とられ (元看護師師の妻だから?違う)

○ お迎えがきたよと、園児の孫が言う。(びっくりしたでしょうね)

○ 漏れてますよと言われ、耳でなく股間に手を。ピーぴーと補聴器の音漏れでした。

○ 乱れ髪、今は乱れる髪も無し。

○ あれ持ってきてと言われて差し出す保険証

○ 猫までが、妻の真似して俺の顔をまたぐ。

こういうのを、参考に自分流にアレンジしてみよう。

下のはコンクールの入賞作品


〇全集中しても開かない瓶の蓋     (ドリンクのふたも)  

〇「密です」と言われてみたい頭頂部    

〇薄味にしたらコロナとわめく祖父    ( 毎回、濃い薄いを交互に変えてテストしよう。)

〇リード持ち散歩に出たが犬忘れ     ( それでいい。犬なんか歩かなくていい。寝てろ。)

〇目の検査「丸」と答えるお爺ちゃん   (みんな丸で正解)

〇じいちゃんが暗証番号暗唱し      (暗証番号忘れまいと、ATMまで声出し続け)

〇名を呼ばれ誰も立たなきゃたぶんオレ  (誰の名前か聞き取れない時は、何回も立つよ)

〇食卓に俺の席だけアクリル板      

〇お互いに返事はするが動かない      

〇お見舞いにぞろぞろ来たらそろそろか   誰も来ない時も、そろそろだよ。毎日だ。

〇どなたですそういうあなたはどなたです  (妻にそう言われるか、言うのかどっちだろう)

〇ワクチンのネット予約でひ孫借り     

〇へそくりは一度仕舞うと出てこない    

○ 甘いお菓子、隠し場所が自分でも思い出せず(これは、私)

川柳以外の小話も集めよう。

新聞や雑誌には、クスッと笑える小話が出ている。

それを書きとめよう。

人に話すか、絵手紙に書くか、きっと役立つ。

最近は深刻な問題や出来事が多いので、その方に意識が行かないようにしましょう。

精神的にバランスを保つには「笑える話を集め」「使うことだ」

忘れないうちに、書いておこう。

書いたものがどこかに行ってしまう?

最近は、私は「スマホのメモ」機能を使っています。

そこに、「買い物予定」と「面白い話」のカテゴリーを入れて書いています。

ぜひ、実行を。楽しいシルバー人生の必需品はお笑いです。

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