1.線引き用の筆について
線引き用の筆(基本の筆)が必要です。
細い線引き用の筆もあればいい。
その他の線引き用の筆は実に様々あります。後で紹介。
絵手紙の筆、絵手紙の基本的な筆として1本は必要です。
1)一番右の筆が線描き筆です。最初は、使っていないので白い。このように長い毛が使われているのが特長の筆です。絵手紙用に考案された筆ですから、書道用の元は違います。
なぜ、長い毛筆なのかというと、墨が静かに長く少しずつ落ちてくる仕組みだからです。
2)その左2本は、細い線を書くための筆(文字も書く)で、面相筆です。
3)その左、2本は線書き用の筆です。黒く見えるのは、長く使ったからです。これが本物(笑い)
4)左の2本は、焼き鳥用の竹串です。先を少し丸くしています。
良く見て、下さい。その竹串を2本持って書くと平行線が書けます。おもしろいでしょう。
線書き用として使っています。
2.その他の面白い筆を紹介(線書き筆として)
タオル筆、爪楊枝筆、竹串筆、竹ペン、割り箸筆などがあります。
1)一番右のタオル筆2本は、最近特に人気があります。
2)中ほどにあるのが爪楊枝です。2本並んでいます。
よく見て下さい。2本の間にもう1本入れて広くしていますよ。
実は、これ、私が考えた平行線を引く筆です。2本をテープでくっつけています。それで、上のほうにその平行線を書いています。花の茎や髪の毛などを書くのに便利です。
3)一番左は、爪楊枝ペンですが、墨を付けるにも書くにも手が汚れるので短い割り箸とテープで合体させています。
爪楊枝ペンの1本用は持ちやすいように割りばしで補強しています。
良く見て、下さい。その竹串を2本持って書くと平行線が書けます。おもしろいでしょう。
3.お勧めは、割り箸筆です。とても面白い。
割り箸ペンの特長
安い道具ですが、使い方でとても味のある線が書けます。
変化に富んだ線が書けて面白いのです。
特に、最初は多くの墨液が出やすい。出過ぎないように、一度テッシュに墨を落として確かめてから書くといいです。ヘタで、味のある線が書ける。人にも勧めやすい。
書くときの注意ポイント2つ
1)最初の墨を少しペーパーで吸い取ってから書く。
2)書き出しのところを、始めから決めておいてから書き始める。
書き出し(最初の)部分に墨が多く落ちるためです。
4.彩色用の筆について
彩色用も、太い彩色用と中ぐらいの太さの彩色筆、細い彩色筆と3種類があったほうがいい。
5.簡単に書く道具として、どれがいい?
絵手紙の書く道具の「簡単なもの」は、どれ?
1)筆記具は、2B~4Bの鉛筆。 2)サインペンやマーカーペン。
3)ダーマトグラフ
4)筆ペン
5)耐水ペン(ピグマペン)
好みもありますが、線を滑らかに書くという点では、鉛筆やダーマト。
本格的なのは筆ペン、味のある変化に富んだ線は、耐水ペン。と思っています。あくまでも個人的な感覚です。
絵手紙の基本に近いのは「筆ペンです」黒く濃い色ではなく、少し薄い墨色のものがお勧め。(名前は青墨という)文房具店やホームセンターでも販売しています 。
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