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バナナの書き方・初心者が基本を学ぶのに最適。

バナナは初心者にとても良いモチーフです。
形、置き方、ハガキにどう入れるか、どの線を強調するか、彩色のバランスはどうするかを学びましょう。

1.どんな構図にするかイメージする。

書くための道具などの準備が整っているとします

特にハガキのにじみ具合を理解して、初心者はにじみの少ない(少しだけある)タイプを選びましょう。

バナナは単純な形ですが、絵手紙らしさを学ぶにも適している素材です。
1本を書く場合でも、構図はたくさんあります。
【考えること】ハガキのどの位置に書きますか?バナナをどのように置きますか?
【構図の例を見て決めよう】10のパターンをヒントにしましょう。

バナナの構図例10

2本以上を書く場合。構図の基本は、1本と同じです。
 【違い、気を付けるところ】手前は大きく書き、奥は小さく。重なっている所に陰影をつける。

大きくはみ出すように書くには、どのように書くか。例として

どこを書かないでいるのか注目。下半分と、上の一部分が書かれていません。
線も外側が太く、濃い。内側の線を細くしています。

2.どこから書き始めるか、

構図とも関係がありますが、最初は左側から右側に線を書くのが書き易いものです。

中心となる所、(トマトはへたの部分から)軸となる所から書く。

バナナの場合も、茎についた根元の部分から書きます。

養分や命が入る部分です。少し黒っぽく変色している部分です。

墨で書く場合は濃く、太めに書いて強調しましょう。

バナナの曲線に従って線を書きます。

線は、外側を太く濃く書きますが、内側は細く、薄く書きます。

太い線と細い線を使い分けるようにしましょう。

3.線の書き方は、筆記具によって違います。筆ペンの例。

構図とも関係がありますが、最初は左側から右側に線を書くのが書き易いものです。

慣れてきたら、バナナの元の部分から、右から左に書くことにしましょう。

筆は、絵手紙用の線書き筆が一番良いとされています。

その筆で線の練習から始めるのが本格的なコースですが、筆ペンでも差支えありません。

その他の筆記具と線の書き方は別に紹介します。

【注意点は筆ペンでも同じです】画像を参考に。

バナナの絵手紙の線の引き方画像



にじみ、かすれ、墨だまり、変化のある書き方、味のある書き方は。別記事。

4.彩色の方法。注意点は?

1)彩色の時に注意点は、白く残す所を決めておくこと。

2)根元と先端の黒い所にも彩色。根元部分をより濃くする。

3)陰影をつける。特に2本以上の時。例えば次の絵のように。

バナナの絵手紙の参考画像ー2

4)根元部分の緑色も付け加えると新鮮さが出る。
下の画像の場合は、白抜き部分にも注目し、見習いたい。

バナナの絵手紙の参考画像ー2

5)バナナが熟すと、表にはん点が出てくる。これを、どの程度彩色しますか?

多く書くか少なく書くかは、絵手紙の目的によって違います。
例えば、円熟した人は、多くを語らなくても、表面に現れてきます。
円熟した人のオーラ、雰囲気について、伝えるなら斑点をたくさん書いてもいい。

熟したはん点のあるバナナの画像

5.言葉を書く時の注意点はありますか?

1)意味が伝わるように書きましよう。

2)言葉を書く時は、モチーフに語り掛ける。自分がモチーフになったつもりで考える。

フィリピンから船旅してきます。日本についてもまだ青い状態です。
多くに人の手の働きで、私たちに届きます。その流れ、すべてに思いを向けましょう。

3)多くの人が書く言葉を書いてもいい。

「朝のごちそう」「バナナでダイエット」「栄養満点」という言葉です。

個性的な言葉の絵手紙を意識して書くのはどうでしょうか?

お友達とのお話は長くなりがちだから、「話は半分にしよう。でも、バナナは1本がいい。」

「元気を出して」「おはようから始まる幸せな朝」

6.まとめと余談です。バナナはどちらから剝きますか?

バナナの剥き方の画像ー1

先端と、根元、どちら? どちらが甘いでしょか?
根元から剥くのがいいということです。
たかがバナナですが、どんな栄養素があって、どの病気に合うのか知っておきましょう。
昔はバナナは貴重な贈答品でした。感謝して味わおう。
バナナの柔らかさは多くのお菓子の柔らかさの基準になっているのかな?
絵手紙でも、その柔らかさを伝えましょう。

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