絵手紙を書いて出す時に、どんな絵を書くか悩む必要は無い。
その理由は、「絵はオマケ、言葉が主人公」だからです。
この考え方は多くの絵手紙人も理解しているはずです。
絵手紙創始者の言葉だからです。
気遣いの絵手紙を書くためのポイント
1)気遣いの絵手紙とは、温かさと思いやりを示すことです。
心を込めたもので、親切、同情心、さらに愛を示すという広範なことと結びついています。
2)ありふれた決まり文句を使わない。相手が喜ぶもので、爽やかさを感じるもの。
言葉を慎重によく選ぶことです。それには、時間をかけて相手のことを考えなければなりません。どんな問題に直面しているのか、その問題の深刻さは弱いか中か、重大かによって選ぶ言葉も違います。
病気や災害でも程度の重大さによって、掛ける言葉が違うのと同じです。
3)自分の考え、感情を押し付けないことも大切です。
例えば、「可愛そうだから、」という感情で書く言葉は、感情の押し付けになることがあります。かえって、自分に注意を引かないように、気をつけましょう。大げさな表現をしないようにも気をつけましょう。
4)相手の立場に立ってみる。自分だったらどのように見られたい、言われたいのか考えましょう。この原則は大切ですが、当てはめ方は個人的に決めるものです。
感情や思いを共有したつもりでも、他人が理解できるのは、半分程度です。全部を理解したり共有することは不可能です。しかし、それに向けて、「理解しようという精神」こそが大切です。何となく伝わるものです。
一般的な絵手紙の言葉の捕らえ方、10のポイント。
- 連想する
- モチーフに話しかける。
- 心のつぶやきや出来事を簡単に
- 決まり文句を使わない
- 相手が喜ぶ、爽やかさを感じるように
- ユーモアをプラスする。自分流の味を、隠し味に。
- オーバーに表現する
- 擬声語、擬態語を使う
- 素直な表現
- 名言などは引用元を
言葉の候補を3つに絞る。あと、一押しで完成。
気遣いの言葉を3つに絞りましょう。
そこからは、あと一押しです。
難しいと考えず、諦めない。
相手に自分のほうから先に「気遣いの言葉」を声でかけるのも勇気のいること。
自分で「考えるという自己犠牲を払う」ことこそ、お金よりも価値がある。
その、気遣いの精神には、必ず良い報いがあります。
良心的に良いものを考えて書こうとしたことは与える精神で、幸せの心を送るものです。
気遣いの絵手紙の絵はどんなものでも構いません。
絵が無くても、「言葉を書いた周りに色をつける」だけでも十分です。
気遣いの絵手紙こそ、謙遜で暖かな贈り物です。
それを書こうとしたあなたの精神、それは美しいものです。
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