ネットで検索すると、栗の絵手紙の画像をたくさん見ることができます。
大事な注意点を先にお伝えします。
栗の絵手紙を見る前にモチーフとしての「栗の実物」か、または写真画像をよく見ることです。
これを省略すると間違いを起こしやすく、モチーフを見ると間違いが少なくなります。
1.栗の絵手紙には3つのタイプがあります。
栗の絵手紙には3つのタイプがあります。
1.栗の実だけの絵、2.イガを書いた絵、3.クリの実とイガと葉っぱを書いたものです。
あなたのイメージはどんなものですか?
下の画像は、栗が古くなっています。分かりますか?
はじめに水墨画の紹介です。
墨彩画家の本の中の絵です。葉の形がおかしいです。
違う栗の葉があるのかもしれませんが、普通は下の葉の形が多いです。
植物図鑑より
他のネット上の画像2枚
次の画像は私の書いたもの。2枚の葉のうち、上が栗の葉の画像です。
栗の実の書き方、特に色の塗り方は注意。縦に塗る。
ご存知のように、栗の実には縦にスジがあります。
彩色の時に間違わないように、縦に塗る、後で縦に線を入れるといいでしょう。
次に、栗の実の下の方に注目。ブツブツがあります。
これをどのように表すか、個人差が出ます。
栗のイガの書き方ですが、よく見ると、別々の方向のトゲが出ています。
ネットで「栗の絵手紙」と検索して見て下さい。
そこに出てくる「栗のイガ」の書き方、なんと、多くの方の書き方が間違っている。
これは、栗のイガを実際に観察したことのない人の書き方です。
少し、ビックリですね。
栗の言葉の書き方、何を連想しますか?
栗のイメージから、どんな言葉を連想しますか?
多くの女性は、栗ご飯など食べ方の話題を言葉に書いています。
分かり易い。連想しやすい、他の人にも分かってもらえます。
「秋を感じる」から「秋がはじけた」とか「秋が開いた」という言葉も多い。
私の場合は、栗のイガを「とげとげしい言葉」と連想して書きました。
こういうのは、直接の話し言葉では言いにくいものです。
絵手紙だから、許せる場合があります。
他には、栗のイガが開く時の連想です。
「なぜ開く?」と疑問。栗の実は種にもなります。
地に落ちて、良い土(良い心)に落ちた種は、芽を出し、次の若木になります。
女性が子供を出産し、その子が成長するのに似ています。
栗のイガは「心や体に害となるものを寄せ付けない」
「外敵から身を守る」という働きがあります。
自然のしくみから、「生き方」を教えててもらっています。
参考にして下さい。
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