絵手紙を書く姿勢、筆の持ち方。
ネットでは「絵手紙 筆の持ち方」で検索すると、出てきます。
基本の持ち方は、日本絵手紙協会の記事から学びましょう。
公式教本による筆の持ち方
日本絵手紙協会の公式教本「絵手紙を書こう」には次のように書かれています。
特に大切な点は、筆を真っすぐに立てること。
筆の上のほうを持つことの意味は、下の画像の2のような線を書くためです。
本格的に上達を目指すには、大事な基本です。
練習しても、どうしても基本の持ち方でかけない場合は工夫してもいい。
しかし、年齢や健康、書くことに慣れていない人にとっては至難の業です。
目的は「絵手紙を書くこと」です。
上手な本格的な絵手紙を目的にしていない人は、大事なポイントを抑えるだけで十分。
その、秘伝のような方法は、
筆の上を持たず、できるだけ下を持つことです。
筆の持つ部分から、僅か5センチ~10センチのところを持つと書きやすくなります。
抑えたいポイントは、「筆を真っすぐに立てて書くことです」
慣れたら、少しづつ筆の上を持つこと。
公式教本には次のように書かれています。
この、筆の持ち方だけ、教えられて、「絵手紙を書くのが嫌になった」という人も多くいます。
先ほども書きましたが、目的は絵手紙を書くことで、「書き方で苦痛」を教えられたらたまったものではありません。
絵手紙の基本精神「人に思いやりを」が全くありません。
楽しく書くことを教えないのは間違っています。
持ち方の基本よりも、人間としての基本「思いやり」を学ぼう。
絵が上手でも、高慢な人がいます。
その人の絵手紙は、心の高慢さが表れてしまいます。
若いと時の経験ですが、いい服装をしても、自分のいい加減さやだらしなさを
一瞬で見抜かれたことが何度もあります。
同じように「洞察力や観察力のある人に見られると」教えている先生が「高慢で見え透いた絵手紙を書き」学んでいる生徒が、素直な絵と言葉を書くことがあります。
これは、子供の絵手紙で特に顕著です。
素直さ、謙遜さを持ち、「決して上手い人を妬んだり、ひがんだりしません」。
むしろ、人間としての「思いやりの精神」を向上させていきましょう。
それが、絵手紙を書く基本の姿勢、最高の姿勢です。
絵手紙はランクや資格がありません。
基本的に自由ですが、基本、基本とこだわる傾向があります。
私を含め、すべて基本どおりに筆を持って書き続けているわけではありません。
それでも、まずは、基本に挑戦してみましょう。
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