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椿の絵の彩色・順序と注意点。

椿の絵手紙が人気でしたので、さらに詳しく説明してみました。

1)初めの、下絵は次のものです。

椿の下絵ー7

ハガキはにじみの少しある「小雪」を使用しています。

彩色の顔彩は、「呉竹の顔彩耽美・24色」です。

2)椿の花の色は何にしますか?咲き方や種類によって、2つの種類があります。

顔彩の「紅」を使う方法、または「紅梅」を使う方法です。

ここでは、紅を使ってみました。やや薄く感じるかも知れません。

椿の絵ー彩色その1

他の絵手紙で、紅梅の例も参考にしてください。

花の芯を(黄色)を先に塗っても構いません。

注意点は、八分目に塗るのが、模範のようです。

私は、目一杯塗りたい方なので、自制して少なめに塗りました。

塗り残しの白い部分は、初めからこの所は塗らないと、決めてから塗りました。

花の芯、黄色部分に近いところは、奥まって深みがあるので、濃くしました。

中央が濃いと立体感が出るようです。

3)花の芯(黄色)を塗りました。

椿の絵ー彩色その2

4)葉を塗りました。「黄草と青草」を混ぜて塗りました。

葉の色は、「浅葱」という、青っぽい色を使うこともできます。

そうすると、葉の厚みや重さ、濃さなどが表現できます。

今回は、簡単に「黄草と青草」を混ぜて塗りました。

椿の絵ー彩色その3

これで、完成です。

まとめと注意点

初心者の方は、初めにこの程度の薄い色からスタートするのが良いでしょう。

失敗を少なくするためです。

花びらをもっと濃くしたい場合は、色を追加することが出来ます。

濃くすると濃い過ぎることがあります。

一度塗った顔彩は、薄くはできません。

失敗を少なくするポイントは、薄く塗ってみることです。

なお、ハガキが乾燥すると、彩色したものが、「さらに薄くなります」

この頃合を、加減するためには、自分で書いてみるのが一番です。

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