椿の絵手紙が人気でしたので、さらに詳しく説明してみました。
1)初めの、下絵は次のものです。
ハガキはにじみの少しある「小雪」を使用しています。
彩色の顔彩は、「呉竹の顔彩耽美・24色」です。
2)椿の花の色は何にしますか?咲き方や種類によって、2つの種類があります。
顔彩の「紅」を使う方法、または「紅梅」を使う方法です。
ここでは、紅を使ってみました。やや薄く感じるかも知れません。
他の絵手紙で、紅梅の例も参考にしてください。
花の芯を(黄色)を先に塗っても構いません。
注意点は、八分目に塗るのが、模範のようです。
私は、目一杯塗りたい方なので、自制して少なめに塗りました。
塗り残しの白い部分は、初めからこの所は塗らないと、決めてから塗りました。
花の芯、黄色部分に近いところは、奥まって深みがあるので、濃くしました。
中央が濃いと立体感が出るようです。
3)花の芯(黄色)を塗りました。
4)葉を塗りました。「黄草と青草」を混ぜて塗りました。
葉の色は、「浅葱」という、青っぽい色を使うこともできます。
そうすると、葉の厚みや重さ、濃さなどが表現できます。
今回は、簡単に「黄草と青草」を混ぜて塗りました。
これで、完成です。
まとめと注意点
初心者の方は、初めにこの程度の薄い色からスタートするのが良いでしょう。
失敗を少なくするためです。
花びらをもっと濃くしたい場合は、色を追加することが出来ます。
濃くすると濃い過ぎることがあります。
一度塗った顔彩は、薄くはできません。
失敗を少なくするポイントは、薄く塗ってみることです。
なお、ハガキが乾燥すると、彩色したものが、「さらに薄くなります」
この頃合を、加減するためには、自分で書いてみるのが一番です。
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