今回は、絵手紙を使って好印象を与える年賀状としていますが、年賀状に限らず広範囲に普段でも使える方法です。
好印象といっても、他の人のものとは一味も違う「個性的」であることと、長く印象に残るようにすることを「好印象」としています。
絵手紙を切り取らないこと、定形の郵便封筒に入ること(ナイロン袋に入れて出すことも可能)にしました。
アイデアの3~5は「飛び出すカードの作り方」を参考に工夫しましたので、難易度が高くなります。しかし、凝ったものではなく簡単なものを選んでいます。
ここで表示している絵手紙画像は、あくまでも参考ですので、自分の絵手紙や自分の年賀状スタイルのものを自由に使って下さい。
年賀状のイラストや見本はネットでも見られますが、郵便局や大型ショッピングセンター、コンビニなどで印刷用のカタログを無料で分けていただけます。
1のアイデア。絵手紙ともう1枚のハガキを封書に入れるタイプ。
普通に書いた絵手紙1枚と、目的を持って書いたハガキの1枚をナイロン袋に入れる。
もう1枚のメッセージ用のハガキは別に封筒にいれる方法。
絵手紙もハガキも、どちらも台紙に貼っていないので、後日、再利用してもらえます。
絵手紙のほうは、受け取った人がカラーコピーして、他の人に広めてくれるかもしれません。
1枚は年賀状の挨拶やお世話になった感謝の言葉、相手の家族を気遣う言葉を書きます。
もう1枚は、普段どおりの絵手紙です。
何が、好印象かというと、「絵手紙風の絵と、年賀の挨拶を合体させた年賀状」が多いから、相手に対する気遣いに言葉や思いやりが伝わりにくいからです。
その点、別々にすることで、好印象を与えます。
絵手紙も飾ったりできて、長く相手の人の心に残るでしょう。
絵手紙を書く人にとっても、1枚に心を込めます。
印刷やコピーのものとは違う「手書き作品」ですから良い印象を与えます。
下の画像は富士山と朝日。
絵の左側、空の色は、金色の顔彩を使用しています。
2のアイデア。台紙に貼った絵手紙ともう1枚のハガキのタイプ。
画像が示すとおり、台紙に貼った絵手紙ともう1枚のハガキも貼ってあるところがポイント。
1.(上)の形式と似ていますが、貼り付けるのと貼らない形式の違いです。
上の絵とは違います。青の台紙に貼って、二つ折にしています。
3のアイデア。台紙に絵手紙とカラーの紙を貼り、小さな飾りを入れたタイプ。
「小さな飾り」と書きましたが、絵でもイラストでも、言葉でも構いません。
台紙に付けるのは、2通りの貼り付ける方法があります。
小さなものでも、好印象を与えます。効果は十分。
4のアイデア。絵手紙と飛び出すカードとメッセージの紙の併用アイデア。
ここでは、似たような形式のもの2つを画像で紹介します。
注意点は、台紙を定形の封筒に入れるため、11.3センチ以内にすることです。
その1)ホオズキの絵手紙と小さいイラスト。
その2)シクラメンの絵手紙と感謝のカード
5のアイデア。背景の絵と、その前に、切り抜いた飛び出す絵のアイデア。
朝日の背景画(絵)とその前に、富士山の絵が飛び出て書いてある。
最初は、これが閉じてあります。
開いたら、平らな台紙の中から、富士山が飛び出します。
3、4、5の飛び出すカード型の年賀状は、どれも、驚くでしょう。
特に、5番目の「富士山が平らな台紙から飛び出す年賀状」には感激してくれるでしょう。
裏側はこうなっています。
ここでも、絵やイラストは、自分の好みで変化させましょう。
一番の特長は、奥に張ってある背景画像の絵と手前の画像が別々であることです。
手前に張ってある絵は、後ろの背景と関係のあるものにしましょう。
年賀状の場合、「門松と家の玄関」「背景が凧揚げ、手前がこどもたち」「謹賀新年の言葉が背景で鏡餅が手前の絵」そのほか何でも関係のあるものを「背景画と手前の画」にしましょう。
参考画像は富士山と、朝日です。
別々に書くことを勧めます。
1枚に書いたものをカットしても、背景が空間があり、出来上がりはきれいではありませんでした。
空白部分には、年賀状の言葉意外にも、相手の人に関係のある言葉を書き入れましょう。
まとめ
5つの形式に分けましたが、どれも、簡単なものを選びました。
飛び出すカードのカットと絵手紙の併用がアイデアです。
もちろん、どれも透明なナイロン袋に入れて、それだけで郵送できます。
封筒に入れるかどうかは自由に決めて下さい。
サンプルは朝日と富士山ですが、他にも絵手紙らしい絵や面白いイラストがたくさんあります。
あなたの工夫で、さらに楽しいものに仕上げてください。
こうしたものを、書いて作るのも楽しく、受け取る相手にも好印象を与えます。
楽しいもの、幸せ気分、思いやりの贈り物は、ブーメランのように、あなたに戻ってきて恵みをもたらすでしょう。
コメント