絵手紙の創始者、小池邦夫氏は「絵手紙はかき方ではない。生き方だ」と言葉集で書いています。
「生き方を表し伝える」のが本物の絵手紙だという。では、どういう生き方がいいのか?
どういう生き方が美しいのかが問われています。
これから自画自賛の生き方絵手紙を紹介していきます。
最近の絵手紙をネットで見ていると、エー?これが絵手紙?というのが多い。
もう、「絵と絵画が中心」です。絵のハガキです。
言葉は、ありふれていて、文字に書くほどではない。お飾りです。
主張が無い、伝えたいものが無いから、「言葉は死んでいます」
いっそ、無い方がいい。
さて、自分の作品の自画自賛、自慢です。嫌でしょうが、我慢して、、。
10年以上前の絵手紙ですが、主張が入っています。
そのため、今でも「スゴイ」「私もそう感じる」と言う人が多くいます。
この絵手紙、どうですか?
若い人もこのごろは、この感覚があるそうです。
絵は、目覚まし時計でも何でも言いのです。
凝縮された言葉に、意味があるのです。
もう1枚は、次のトマトです。
絵は、水彩画を真似てみましたが、言葉が、いつまでも人の心に残るらしい。
私も高齢なので、命とか生きることについて考え、それを書いています。
もちろん、見てくれる人の思いも考えて、、。
最近の東京オリンピックのトラブルを、ヒントにしたのが次です。
私が12年以上前に気合を入れて絵手紙を書いた言葉があります。
「友よ、死ぬな」と言う言葉と文です。字手紙です。畳1枚の大きさに書きました。
癌でまもなく亡くなりました。同級生の友です。
叫びたくなるような言葉を、誰も書かないのか。なぜ?
それには、自分の裸(心の)を見せる以上の勇気がいることです。
ですが、そういう絵手紙を見て、問題や試練を抱えている人が反応してくれる。
私も、ちょっと「頑張ろう」という、意欲が出ましたという言葉をいただきます。
そうです。心が、水をほしいと言っている。乾いている。
その時の、一杯の「飲み水」のような働きをしてくれる絵手紙が最高のものです。
あなたは、どんな叫び、どんな歌、どんな声を出していきますか?
絵にこだわるな、絵に負けるな、力ある言葉を蓄えて、バーっと吐き出そう。
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