1.誰に向けて書くか、そこを忘れては絵手紙ではない?
ここで、絵手紙について多くの人が誤解している2つのことを取り上げます。
最近のほとんどの絵手紙は「絵」に重点が置かれた「絵はがき」になっていて、言葉は添えられていてもお飾り、物まねの言葉です。本来の絵手紙から離れたものが人気があったりします。それには私も危惧を感じます。
1つは、絵手紙とはどのようなものか、ということです。
日本絵手紙協会の指導者である島田さん(元大崎ウェストギャラリー運営)
が、動画の中で強調していたことです。
絶対押さえておきたいポイント「誰に向けて書くか」という動画です。
このことは、機会あるごとに度々強調されています。
1.自分自身 2.家族や友人など特定の個人 3.世間など不特定多数
私の見解も同じですが、強い言葉で言わせていただきます。
誰に向けて書くかがハッキリしないと、その言葉はお飾りになりやすい。(絵の一部のようです)
動画でも思いやりの言葉の大切さが取り上げられています。
相手が曖昧だと、心のこもった思いやりの言葉が出てきません。
動画のタイトルは、絵手紙講座「心に響く文章をかこう」です。
2.思いやりの言葉の大切さを、子供にも教えよう。
郵便局の手紙コンクールに「絵手紙部門」があります。
その審査委員の総評のことばを紹介します。
52回のものです。下にコピーしたのを紹介します。
文字の強調はサイト管理人です。
絵手紙は、手書きの温かさがあるコミュニケーション手段です。
そこに描く絵が大事であることはもちろんですが、それ以上に、その内容が手紙を受け取った相手からまた気持ちが返ってくる、
次につながる関係になれるものであることが重要であると思います。
そういった観点から今回審査した作品を振り返ってみると、絵の技術を発揮することに多くの力が注がれている作品や、絵のほかに書かれている言葉が「暑中(残暑)お見舞い申し上げます」のみといった、相手へのメッセージが弱い作品も散見されました。
絵手紙を制作するときは、絵作り(作品作り)に重点を置くことも大事ですが、相手のことをどれだけ思っているか、どういうメッセージを届けたいかをしっかりと考え、それが伝わるように心がけることが大切です。
ぜひ、相手のことを思い浮かべ、相手のことを考える時間を大切にしながら、自分の気持ちを表す一言を探してみてください。
そうすることで、“自分らしさ”を十分に伝えられる絵手紙ができあがるのではないでしょうか。
自分の気持ちを表す一言が難しい時には
大人の場合は、自分の気持ちを表すのを妨げているもの、ブレーキをかけているものがあります。
それは、人にどう思われるか気になるからです。
電話での会話では、色々お話ができるのに、絵手紙の言葉が浮かばないことがあります。
短くしなさいと言われても、「私も色々なできごとがあったから、」一言が難しいのです。
それが、当たり前です。しかし、、、。
「私も色々あったよ、そちらは?」
(電話で話しましょう。)は入れなくてもいい?
元気ですか、私はガタガタよ。
(まだピンピンよ。あなたは?)
(気持ちは乙女、身体はそれなりに。あなたは?)
まず、気持ちをリラックスさせて、幼馴染に話す感じで考えよう。
つまり、あなたの基本的な性格は、すでに知られているので、体裁を繕わないことです。
無理に、悪びれなくてもいいのですが、肩の力を抜いて言葉を選びましょう。
何となく、できそうな気がしたら、それでいいんです。
何となく、自分を出せれば、それで十分です。
文も、言葉も、字もヘタでいいのです。伝わります。
当サイトでは、心にびびく言葉の書き方の記事がたくさん紹介されています。
また、紹介した絵手紙作品例を見てください。
添えられた言葉は、どれも、ありきたりのものではなく、味のある言葉です。
現在、その味わいのある、心に響く言葉集をたくさん準備しています。