1.絵手紙の動画をどのように視聴しますか?見るべき重要な点とは。
「絵手紙書き方」または「絵手紙の書き方動画」で検索しました。
よく見ると大きく分けて二つの書き方があります。
1)と2)の2つは絵手紙用の長い線描き筆を使って書いています。
ハガキはにじみのある画仙紙です。
最近の若い方の書き方は「筆ペン」で書いています。書く姿勢も自由です。
何が一番大きな違いでしょうか?
筆の持ち方が違う、墨の種類も違うそれは、ハガキも違う。
出来上がった作品には大きな違いが出ます。
それはにじみの表現です。
ハガキも、、本格的な画仙紙ハガキと「にじみの少ない水彩ハガキ」の違いがあります。
どちらが良いというのではありません。
2.人気動画(時間が長いのと短いものがある)を視聴してみましょう。
1)一番人気は「呉竹」の「絵手紙の描き方」です。約8分
青文字をクリックすると動画が出ます。
基本がまとめられています。大いに参考になります。
内容が少し古いので少し見直しも必要かもしれません。
日本絵手紙協会の指針や指導とは少し違いがあります。
2)「心を贈る絵手紙入門 」
絵手紙の創始者、小池邦夫さんの奥さん(小池恭子)が書いています。
基本をよく説明。作成もだいぶ古いものです。
こちらが日本絵手紙協会の指針に沿ったものです。
しかし、時間が45分もあるので長過ぎるのが難点。
上の2つは絵手紙用の長い線描き筆を使って書いています。
3)絵手紙動画 柿の書き方サチコはんの動画
こちらは、基本どおり、筆の持ち方、線の書き方、とてもいいです。
日本絵手紙協会の指針にも合っています。
こちらの書き方を大いに推薦します。
4) 筆ペンとにじみの無いはがき を使った動画が多い。
最近の投稿された動画では、簡単な書き方として「人気があります」。
この、「簡単な書き方」「人気のある書き方」に、重要な意味があります。
若い世代、現代の多忙な生活の中で絵手紙は人気が低下傾向にある。
特に、若い世代には、墨と筆、長い筆、にじみのある書き方が「面倒くさい」から敬遠されている。
絵手紙の底辺を広げる、絵手紙を身近なものにして普及させるには、この種の「簡単な書き方」も無視してはなりません。
それでも、違いがハッキリ理解できたでしょうか?
3.簡単な書き方、水彩画風のものが増加しています。個性的な書き方を追求したものは少ない。
最近は、竹ペン、割り箸ぺん、タオル筆の絵手紙が人気です。
その動画は多くありません。
そこで「バラの書き方・割り箸ペンで」という動画もご覧下さい。
時間も短いものです。 こちらは、私の投稿した動画です。
もっと、たくさん投稿したいのですが、見てくれる人がまだ少ないようです。
4.動画では書き方が見えて分かり易い。真似して書いてみましょう。
書道でも絵画でも、スポーツでも、一流の人の人の動きはいいですね。
その書き方は鍛錬の結果、楽にスムーズになっています。
最初から簡単にできるのではありません。
しかし、それをできるだけ「簡単に、楽しく」「誰にでも書けるようにする」のが絵手紙講師たちの役目かもしれません。
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