猫の絵手紙でも、言葉や発想などは、他の題材と同じです。
この猫の書き方の記事を、上級者編と述べた理由は次の通りです。
1つ目のポイント)相手の(猫)気持ちになって考えること。
自分が猫だったらと考えます。花であれば、自分が花に。殆どは、自分から見た感想を書いています。これが初心者、一般的な見方です。
2つ目のポイント)題材モチーフを人間に置き換えてみる。猫を人間と置き換えて、視点を変えて見る。
3つ目のポイント)人間観察、社会の有様を観察し、モチーフ(猫)に言わせる。
4つ目のポイント)イラストのような絵を書かない。絵の線の変化(使う筆記具)がある。構図、題材の選び方などに工夫や変化の跡がある。この4つを意識してがんばりましょう。
ここから猫の絵手紙ー41~59です。
写実的な猫とイラスト的な猫の描き方があります。
ここでは、写実的な猫の描き方を紹介します。
使用するハガキのにじみ具合は多くにじむのを(大)、(中)、(少)で現わしています。
特に目の形、色、目の反射光に注目して気をつけて見て下さい。
41)中、猫の毛の表示のため。目の色を緑色にしています。
42)中。上が子猫なら、こちらは大人猫。目も緑。言葉も入れました。
43)中。線や彩色を少なくした猫の絵。
44)少。鈴とリボンを書き加えた猫。
45)中。黒っぽい猫。見ている角度を変えてポーズをとってもらった。
目の色と反射光に注目。目の反射光は白い点を2つ入れています。
46)中。猫の種類も豊富です。羊のように、毛がフサフサした猫もいます。
「~らしくない」と決め付けないように。
47)少。白い猫。白はハガキの白、周りに折り紙やカラーの紙を貼り付けています。
後で、白い部分に色をh入れて補います。目は後で加えます。
48)少。折り紙やカラーの紙を貼り付けて暖簾を貼り付けいます。
49)少。耳の部分に、黄色い点々を入れて注目させています。
言葉も「聞くこと」の大切さを書いています。
聞くことも「速く」を入れてさらに強調。
話すのは速くても、聞くのが遅い(苦手、無視する)人が多くいます。
50)少。窓辺で主人が帰ってくるのを待つ子猫たちです。
信じて待つか、あきらめて眠るかは人間も同じ?
51)少。可愛がって、根拠なく褒めてばかりいると「我が儘猫」になる。
褒めるポイントを押さえよう。
52)中。バックに模様や彩色をすると、猫の気持ちを表現できる。
ゆったりしている猫ではなく、何かを観察している猫を現わしてみた。
53)少。「優美さを保つ秘訣を教えて下さい」と書いて友人に送るのもいい。
ここでは、「人を温かい目で見ること」を優美さの一つとしました。
後ろに花の絵を加えることで、さらに強調されています。
54)大。走る猫を表現。こういう表現が絵手紙では殆ど無い。
ハガキにピグマペンで書きました。ハガキは、特別な茶色い画仙ハガキです。
動きを表す線はB4の鉛筆と青の鉛筆です。
55)大。こちらは、バックに線を入れていません。
ハガキはにじみの多いもの。
56)少。猫の食べ物の広告を見て、ヒントを得ました。
この光景、奥様方には好評のようです。
57中。シールに言葉を多く書いて張っています。
58)中。この記事の、43の絵手紙と似た書き方です。
瞳で語る猫。瞳で気持ちを語る人間(心からの思いを瞳で語る)が少ない。
猫の絵手紙に関心ある方は、次に進みましょう。
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