広告

南天は、今のような時代に励みになる題材です。

南天の絵に「難を転じて福となす」という言葉を添えている絵手紙が多い。

縁起物として、それは大切にされています。

それにはどんな意味があるのでしょうか?

難を福に変えることは、できますか?

絵手紙を書く方は、一般的に知的なレベルも高く、洞察力も高い方が多いものです。

一般的な意味は、たとえ困難にあっても、そこから学び、貴重な経験に変えて、

それを幸福に変えるという意味です。

困難から自分の弱点を学び、それを忍耐し克服していくことは並大抵の努力や

忍耐で「幸福」に変えることはできません。

普通以上の努力や忍耐があって、初めて達成されます。

少しの弱点なら、克服しやすいかも知れませんが、難病や厳しい試練の元では簡単ではありません。

しかし、幸福に変えようとする方向は間違っていません。どのようにでしょうか?

幸福を外に探し求めるのではなく、幸福を内に作る努力をしましょう。

一時的な楽しみのような幸福は、すぐに消えてしまう幻想です。

もし、自分の状況が厳しいとしても、本当に心から生きていることに感謝できたらどうでしょうか?

一般に幸福を外に探し求める傾向があります。それは、本物とは言えません。

絵手紙の喜びと同様、他者の評価や人気、評判に依存しません。

楽しめる自分を創る、自分を成長させる所に、本当の喜びや幸福があります。

偉大な先人たちも、「自分の力で福を創るのではない」「創られた自然を見習い、それに近づくのが福をもたらす」と言う。

 南天を書く前に、「難転」その言葉の意味を探ってみてはどうでしょうか?

ある程度、探るだけでも深みのある「いい言葉」が生まれてくるでしょう。

南天の下絵-塗り絵用
南天の絵手紙-2024/12

上は、塗り絵用のもの。下絵。