毎年、近くの小川に行きます。
友人たちと楽しみました。
明るくピカピカ光るホタルに、中学生の女の子は感動していました。
透明のカップに入れて、観察。
「この子は、光が弱くなったよ、」という。
この子という表現に微笑んでしまいました。
絵は次のものです。

B6サイズに書きました。
黒いのは、林の木ですが、黒の台紙を貼りました。
空は顔彩絵の具です。
下の人物の影も顔彩です。
肝心のホタルですが、画像では単なる黄色の点に見えるでしょう。
実は、黒の台紙の下には、蛍光シールを何枚か貼っています。
黒い台紙に、キリで穴をあけて、蛍光シールの点々が見えるようにしています。
そうしますと、部屋の明かりを消しても、ホタルの点々が、きれいに見えます。
このアイデアは、何かの画像や記事を見てから、作ったのではありません。
あくまでも、自作ものです。
絵の方は、カラーコピーして参加者に配ります。
その、カラーコピーの絵も、光を当てて色々と楽しめます。
皆さんもどうぞ挑戦してください。
ホタルの鑑賞の仕方
ホタルの鑑賞時に注意すること2つ。
1)車のライトなど、強い光を当てないこと。懐中電灯なども当て過ぎないように。
強い光は、蛍にとってストレスです。
2)ホタルの姿を、見てみたい時には、手で長く持たないようにします。手の熱が伝わるからストレスです。ではどのようにして細部を観察しますか?
どのようにして見るのがよいのでしょうか?
小さいガラスの容器に入れて見るのが一番いいようです。
プラスチックの透明な容器でもいいのですが、あまり深くないのが最適です。
蛍の頭は赤くなっていますが、そこに縦の線が入っているのがヘイケホタル。
そこに、十字型の黒い形があるのがゲンジボタルです。
空中を多く飛ぶのがほとんどオスのホタルです。
ホタルが点滅して輝くのは、10日~2週間です。長生きしても20日です。
その間に、メスと出会い、次の命をつないでいきます。
淡い蛍の点滅を見ていると、気持ちが安らきます。
この蛍の光から、人は多くを学び、LED電球や、車や信号の点滅を考えました。
自然の、驚異的な仕組みは、とても単なる偶然にできたとは思えません。
絵手紙創始者の小池邦夫氏も指導者たちも、「大自然が絵手紙の師」であると言っています。
1枚の絵手紙が、書いた人の気持ちを表しているのであれば、それより大きな自然界のものも
作者の気持ちを表しているのは当然です。
自然界のものを熱心に見ている人、愛情を傾けて育てている人がたくさんいます。
しかし「作者の気持ちを理解しようとしない人」が殆どです。
絵手紙の魅力が伝わるためには、「絵手紙から、作者の気持ちを理解しよう」という人が増えていかなければなりません。
ホタルの作者は、どんな気持ちで、蛍を創造してくれたのでしょうか?
私のホタルの絵手紙画像
