色をぼかして塗る時の方法として、小道具を使う方法と筆で塗ってぼかす方法がある。
ここでは、筆を使ってぼかす方法を紹介したい。
その方法のポイントは「筆に色をつけないで、水だけで塗ってから、次に色をつけた筆を使う」というものです。
色塗りで、ぼかすには、水だけで書いてから。その後色塗りをする。
文字だけの説明では分かりにくいと思うので、イラスト画像でお伝えします。
次に、ぼかした塗り方で書いた例(バラの花)を紹介します。
その1)水彩画用のハガキ。にじみは少なく、はじきやすい。
それでも、水塗りと色塗りの2段階の方法で塗りました。
その2)こちらは少しにじみのある、画仙ハガキ。筆ペンで線描き。
一般的に多い書き方で、水塗りをしないで、白い部分を活かした塗り方です。
その3)にじみのある画仙はがきに、耐水ペン、ピグマペンで線描き。
水塗りをしたうえで、色塗りをしてみました。
色塗りするところは、少なめにしています。
その4)にじみのある画仙ハガキ使用。ピグマペン。
水塗りは、ほんの僅か、少しだけ。塗り残しの方法と合わせて塗っています。
背景に色を塗ると、花が引き立つと思って、背景にも濃い色を塗ってみました。
その5)にじみの少ない水彩画のハガキ。
水塗りをした上で、濃い色で色塗りをしました。
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