ここではタオル筆と、タオル筆より小さい「ガーゼマスク筆」の使い方を説明しています。
参考画像を6枚使用。
タオル筆は、宮脇氏の考案。大阪府泉佐野市がタオルの産地であることから発想を得たようです。
タオル筆の絵手紙コンクールも行なわれています。
ネットで検索すれば、タオル筆の作り方も紹介されています。
タオル筆の特長は、太い線です。かすれた線が出しやすい。
太い線はかきやすいものの、細い線が書きにくいという難点もあります。
ネットでもタオル筆の線の画像がありますので見て下さい。
タオル筆の作品画像にあるように、色紙の大きさや、もっと大きな紙、長い巻紙に書くのに適しています。
コンクールでもそのように大きなサイズの作品が多くあります。
では、普通のハガキには書けないでしょうか?そうではありません。
普通のハガキにも十分に書けます。
ただし、絵手紙を書き慣れている人に向いていています。
太い線とかすれ、を活かせる人向き。普通のハガキに大胆な大きな絵を書ける人に向いています。
普通のハガキに書くために、線を細く書くタオル筆工夫もなされています。
爪楊枝や竹串に薄いタオル生地を巻く方法です。
ぜひ、「タオル筆の絵手紙作品」と検索して、見て下さい。
私の場合は、上に書いた難点(普通のハガキに細かく書きにくい)を解消する方法を見つけています。
タオル筆のように、知名度はありませんが、基本は同じです。
それは、ガーゼマスク筆です。初めはガーゼ筆と呼んでいました。
それを紹介しましょう。
ガーゼ筆、マスク筆とはどんなものですか?タオル筆の小型です。
絵手紙で線を書く筆は、筆に付いた墨がどの程度の速さで落ちるのかを知って使うべきです。
タオル筆の作り方によって長い線も書けますが、一般の絵手紙用の線描き筆よりも短いことを知っておきましょう。
私の「タオル筆・ガーゼマスク筆」を紹介します。
誰が先に考案して広めたのか分かりませんが、多分、私が先だと思います。
注目は、竹串にガーゼマスクを巻いたものです。
コロナの流行で、新しい絵手紙筆を作れました。
見えにくいですが、6番が竹串のマスク筆です。
どんな線が書けるのか参考画像です。節約で、半紙にかいてみました。
1と2の例はタオル筆、その他はマスク筆です。
タオル筆を使った絵手紙を書くときの特長を活かそう。
1)太い線を使う場所は、外側の輪郭線を書くといい。
2)筆を斜め横に倒して、かすれを書き込むのに適している。
[ポイント] 全ての題材には、このかすれを活用するところがある。
3)タオル筆だけにこだわらず、文字は他の筆を使う方が見易く、書き易い。
文字意外でも、少し使ってもいい。
タオル筆を使った絵手紙の例。特にかすれを表現したもの4枚。
特長が分かるように、彩色していません
まとめ
1.タオル筆は太い線を描く時と、かすれた線を書くのに有用です。
2)普通の大きさのハガキに書く時は、細いタイプのタオル筆もあった方が良い。
3)タオル筆を少し小さくしたふでとして、ガーゼマスクの筆を作ってみよう。
その筆を使った作品をたくさん書いて下さい。
4)絵手紙の全てのところにタオル筆を使わなくてもいい。
文字書きなど、少しだけ普通の筆を使おう。
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