カメラの画像は、シャッターを押すだけできれいに撮れる。
その花をできるだけきれいに書きたい、絵手紙風ではできないのでしょうか?
水彩画や油絵などは、きれいな書き方の作品が多いですね。
私の場合は、無理でした。
ただ、足りない所を、絵手紙の受取人がカバーして喜んで貰えればそれで合格です。
胡蝶蘭、きれいな花です。上品で高級なイメージです。
参考にした画像は、次のものです。
普通のハガキの大きさだと、細かいところが書きにくい。
作品1.(2枚)絵の外側に彩色。
作品2
作品3
作品4
絵手紙らしい書き方ではないと思いますか?
まず、ネットで「絵手紙 胡蝶蘭」で検索して見て下さい。
太い筆で書くと、胡蝶蘭らしさが出ません。
ここは、個人の審美眼、好みの問題かもしれません。
総じて、細い線で書いたものが良い印象を受けました。
私は、主に面相筆、爪楊枝筆を使って書いたのが上の画像です。
彩色は、「パール顔彩の赤」を使い、他の顔彩と混ぜて使っています。
パール顔彩と言うのは「ラメ色と言いますか、細かく光る色のことです」。
たくさん工夫したこと、書く時間は?朝4時から?作品に込めた思いは伝わらないでしょう。それで当然です。
絵手紙の作品を見ている人は、その作品に込められた背景を知りません。
評価の仕方は難しいので、あまり期待しないことにしています。
現代は、絵でもイラストでも何でも簡単に手に入ります。
そのため、手書きや手作りの価値が下がっています。
絵手紙を書いたことの無い人は、それがかなりの時間をかけて書いたことが分かりません。
絵手紙に関心のない人には、そこが分からないので、評価も気分次第です。
絵手紙を受け取る人の、観察力や人間性によって、大きく評価が分かれると思います。
例えば、上の作品1のところの2枚の作品ですが、
絵の周りに、薄い顔彩を落としただけではありません。
スポンジ筆というのを手作りして使っています。参考にして下さい。
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