魅力的な墨の線を書くには、まず準備運動から。にじんだ線を書きましょう。

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基本の線の練習。これが大変です。準備運動です。

絵手紙入門の本53pから引用画像

下のような線を書くように。それには、書道の半紙で練習。

ポイントはにじむ紙を使う事。

画仙ハガキににじみの程度が書かれています。

初めは、中程度のにじみから挑戦して下さい。

にじむハガキを使う前に、他のにじむ紙で練習しましょう。

墨は青墨が最適。もちろん、他でもいい。

縦の平行線、横の平行線、渦巻きを書く。

絵手紙を書く前に練習することを習慣にするのがいい。

これはスポーツ選手の準備運動、ストレッチです。必ず行いましょう。

絵手紙入門の本54pから引用画像

椿の下絵(未彩色)を青墨の筆ペンで書きました。

上の方はにじみの少ないハガキです。下はにじみの多いハガキです。
違いが分かりますか?

下の2枚の絵は、筆の動きを止めたとき(一瞬ですが)墨が溜まって、一部がにじんでいます。

滑らかな一直線ではなく、にじみのふくらみがあります。

色を塗ると、違いが大きな違いがあります。

にじみの少ないハガキに書いた椿の下絵。
にじみの多いハガキに書いた椿の下絵

水仙の下絵を、にじみの多いハガキに書きました。

水仙の下絵をにじみの多いハガキに書いた

線の書き方を練習するのに、こちらの記事も役立ちます。

レモンの絵手紙・線の練習に最適

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