絵手紙の書き方・割り箸ペンを上手に使うコツ。

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「割り箸ペンでの書き方」が好評でした。

しかし、説明の足りない所がございました。

自分では無意識のうちにやっていることです。

1.墨のつけ方は、細い容器に墨を入れてから、つけましょう。

割り箸ペンの絵1

写真画像にすればいいのに、つい、「絵に書いて」しまう癖が出た。

おまけに、説明画が分かりにくいかもしれません。上も下も同じ意味です。

下のハートマークのが、私が使っているガラスの容器。

茶色のついているドリンクビンでも、悪くは無いが、安定性はイマイチ。

割り箸ペンの絵2

ココがポイント。

3センチ以上(最低2センチ)の深さに墨を入れるためのガラス容器がお勧め。

割り箸に墨を付けるつけ方は、割り箸の先端から3センチ以上も付けます。

なぜでしょうか?絵手紙の線描き筆と同じ原理です。

墨がゆっくり落ちるように、穂が長くなっているからです。

それと、同じ原理で、割り箸に墨を長く付けることがポイントです。

そのためには、硯では、墨を3センチも付けるのは難しいものです。

そこで、縦に深く、細い入れ物(器)に墨を入れておくといいでしょう。

もちろん、1回書いて、後は割り箸ペンを使わない方は、そうしなくて結構です。

2.書く前に割り箸ペンをやや水平に持つのがいい。書く前に、1滴テッシュに落とす。

割り箸ペンを水平に持つこと。

すぐに書き始める場合でも、墨のたれ落ちる速さを「遅く」するためです。

1回の墨足しで、できるだけ長い線を書きたいものです。

そのためには、すぐに墨が落ちて、書けなくなることがあります。

割り箸ペンの絵3

3.書く前に、1滴テッシュに落としてからスタート。

次に、最初の1滴めは、テッシュペーパーに落とすこと。

ですが、決まっているわけではありません。

ただ、最初は、墨が全体として多く落ちるためです。

それを分かって、あえて、最初の墨の塊を落とす書き方をするのも、いいことです。

初心者は、1滴落として吸い取ってから書きましょう。

4.書いていると、墨をすぐに足したくなりますが、割り箸を転がしましょう。

書いていくと、墨が落ちなくなります。

そのような時に、小技ですが、割り箸を転がして書きましょう。

割り箸ペンの絵4

すると、わずかですが、割り箸についた墨のおかげで、細い線が点々と書けます。

この、僅かが、いいんです。

そのためにも、割り箸にペンの先端は、丸くしておきます。

もちろん、丸い割り箸が使い易いです。

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