絵手紙の書き方ガイド1・初心者が絵手紙を始める時に準備すべき心構えと道具とは。

ペーパータオル・バナナ初心者の心得と道具
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初めに、絵手紙とはどんなものだと思いますか?

絵を書いた手紙の1種です。

そんなのは分かっているから早く話せと苛立つ方は、まず目次を見てみましょう。

絵手紙として書いたものを郵送するには一定の決まりがありますが、

絵手紙の書き方には決められたものはなく、全く自由です。

ここを間違う方や誤解をされている方が多いので、思いの中から取り除きましょう。

書きたい気持ちが、一番大事な「書くための道具です」

1.絵手紙は自由、ルール無し、手本無し。

絵手紙は手本やルールがありません。

それがあると、皆を同じにしてしまう。

絵手紙はその人の個性を大切にしています。

一人ひとりが、その時々によって全力を出してかければ良い。

自由に書くようにと言われても、実際にどのように書けば良いのか困りますね。

絵手紙の書き方のネット上では「絵手紙指導者」や「絵手紙の本の著者」が登場します。

これが、お手本の絵手紙だと言わんばかりの絵手紙画像が出てきます。

これは、人をその絵手紙指導者の流儀に引き寄せることです。

それでは自分らしさや個性を出しにくくなります。

自分個人の個性を表現しようとか、個性を磨こうという気になりません。

変わった書き方をすると、批判されたり、目立ちたがり屋のように思われます。

既に、皆と一緒がが安心。

出る釘は打たれるの精神に染まっていないだろうか?

それでは「絵手紙らしい味がしないもの」になってしまいます。

では、どのような思いで書けばいいのでしょうか?

公式教本の中で、小池氏の言葉がある。

「ヘタでいい、ヘタがいい」

不器用は個性。ヘタな方が心を打つらしい。

ぜひ、次の記事も見て下さい。絵手紙の大事な精神(心構え)が理解できるでしょう。

絵手紙を勧める理由「絵手紙考案者・小池邦夫の言葉」の記事

2.絵手紙に出合って変わったイキイキ人生の人たちの声。

少しだけ、その人たちの声をお伝えします。

1)私は病気になって入院したおかげで絵手紙に出会えた男性です。入院中に友人から、絵手紙をいただいて感銘し、それがきっかけで始めました。それから退院後、新たな人生の始まりです。絵を書くのが苦手、字もヘタなのに絵手紙を書きました。自分史を書いているようなものでした。次第に教室に参加したり絵手紙交流したりして夢中になりました。人前で話すのも大の苦手なのに、書いた絵手紙を人前で説明しているうち、苦手意識が無くなっていきました。今では「私よりもっとヘタに書け」と言いながら、絵手紙教室仲間と楽しくやっています。

2)老夫婦で絵手紙を書いています。先生は奥さんです。初めは、そんなものと冷ややかな態度の主人。大病をしてから、リハビリも兼ねて絵手紙を始めたら、奥さんがびっくりするくらい夢中になっています。というのも、筆を持ち線の練習をするのがリハビリに効果があったからです。スゴイ変わりようです。羨ましいです。(同じ教室の生徒さんの知らせ)

3)花や自然が大好きの私。自分の庭の花の成長を書いたりするのも大好きです。外に出かけるのも好きですから、野山や自然公園などで絵手紙の題材がたくさん見つかります。よく観察すると毎回新しい発見ができます。いい天気だと心がウキウキです。書くとさらに楽しくなります。(花好き主婦)

4)遠く離れたところに住んでいる一人暮らしの母親と絵手紙交換しています。近況もよくわかります。今では母の方が夢中です。書くのが楽しいらしく返信が早いです。熱意に負けそうですが嬉しいですね。毎回、新しい母親の一面を知ったり、思い出作りになっています。
(一人暮らしの母と絵手紙のやり取りを楽しむ娘より)

5)絵手紙は私の人生の応援歌です。絵手紙に出会ってから、ものの見方が大きく変わりました。日常の暮らしの中で、今まで気が付かないで見ていたものが、全く違うものに見えてくるのです。草花も野菜や果物も、家の中の道具や衣服でさえ、絵手紙のモデルとして見ると輝いて見えるんです。色や形に感動し、喜びになる。いい時も悪い時も、あるがままを素直に受け入れる生き方ができること、沢山の方々との素晴らしい出会いの中で学ぶ喜びを持てることに感謝しています。(kさん)

6)悲しみや孤独を乗り越えるのに役立ちました。自分の親族が亡くなったりした上に、最愛の夫にまで先立たれて、大きな悲しみとストレスの連続でした。そのような時に絵手紙に出会いました。悲しさを乗り越える力になっただけではありません。あれが足りないとか不満や愚痴のはけ口になりかけていましたが、それが次第に「喜びのタネ、笑いのタネ、思い出のタネ」になっていくんです。不思議ですね。絵手紙にありがとうです。

7)体の自由を失い、自信を失った男を回復させた絵手紙。脳梗塞で右半身が不自由になったので、生きる自信も失いました。その時、妻がリハビリのためにと絵手紙の本を見せてくれました。「ヘタでいい、ヘタがいい」というではないか。それなら私も書けそうな気がするとして始めて見ました。左手で書くと自分で笑えるほどヘタでした。でも、楽しいので続けました。多くの人に書いて送りました。そのうちに「感動をありがとう」という返信が届くようになりました。なんで?どうして?私のヘタな絵手紙が感動を与えたんだろうか?最初はお世辞だと思いました。お礼を言いたいのは私なのに、、。後で分るようになりましたが、それこそが「絵手紙の魅力」なんだと気が付きました。絵手紙に出会えて、人生の自信も喜び方も大きく変わりました。(左手でヘタな絵手紙を楽しむGさん)

絵手紙に出会う状況も、書き方も千差万別です。
共通しているのは、書き始めて良かったという感謝の言葉でした。

3.書きたい気持ちが湧いたら、すぐに書こう。道具そろえは後回しでいい。

書きたい気持ちが湧いても、時間がたつと冷え込んでしまいます。

絵手紙に必要な道具は?絵手紙の紙は何? 絵の具は?使い方は?と調べているうちに冷え込んでしまいます。(多くの挫折者の経験談です)

すぐに、そばにある紙に書きましょう。どんな紙でもいいのです。

コピー用紙・キッチンペーパー・ペーパータオル(最近はどこにもある)・新聞紙でもいい。

ペーパータオルに書いてみた、。きれいなはずです。

ペーパータオルでバナナ

書く道具はボールペンや鉛筆。あるなら油性マーカーなど濃く書けるのがいい。

すぐに手に取れるものでいいのです。

なぜ、すぐに書こうとするのが良いのか説明します。

書こうと思った瞬間には「書きたい気持ちが湧き出た」からです。

書きたい気持ちこそが、絵手紙を始めるための「重要な道具の一つです」。

子供が野球選手の真似をして素振りしたり、アイドルの真似をしてポーズをとるのと同じです。

その気持ちは「思っただけの空想」から始まりますね。

書きたい気持ちと一緒に「絵や形が思い浮かんだ人」もいます。

それが、絵手紙を書く「シャッターチャンス」なのです。

先ずは書いてみる、その熱い心意気が大切です。

一番最初は、そこからスタートです。

○でも△でもいいんです。

もし、ためらいがあり、「実際には書かなかった」慎重派の人は、書く気持ちが冷えていませんか?

次の段階は「こどもになーれ。素直な子供になーれ」と自分に言い聞かせましょう。

だれでも最初は赤ちゃんです。四つん這いになりハイハイ、次はつかまり立ち、ヨチヨチ歩きと進みます。

大人の自分、老いた自分を捨てて、捨てて、子供になりましょう。

そばにA4のコピー用紙があれば、初めは全体に落書きしましょう。

この時、上手く書けないなー、などと思ってはいけません。子供ですもの。

ペンを動かすと、その跡に線が残ります。

線が残るのを観察して、「あれ?面白いなあ」と思うことです。

もっと書いてみよう、今度は何を書こうかな?となれば良いのです。

絵手紙はヘタでいい、ヘタがいい。その精神は本当に大切です。

 絵手紙の創始者・小池邦夫氏の言葉です。

私は不器用でみんなからバカにされてきた。こま回しも下手だし、野球とくるとルールさえ知らない。不器用だから敬遠する。ますます下手になってくる。友だちも減ってきた。そこで、困ってしまったので、親友にハガキを書き始めた。不器用を百も承知なので恥ずかしくない。期待せずお笑い下さいというつもりで出していると、ほめられることもあった。ほめられることが少なかった私は天にも昇るうれしさ。ところが、上手に書けたと自信をもってポストインしたものは無視される。
 そこだ。ヘタなほうが心を打つらしい。不器用は個性で、育てていけば魅力にもなる神様からのプレゼントだ。書けよさらば救われん、というのが分かった。ヘタな人こそ絵手紙には向いているよ。

合言葉は「ヘタでいい、ヘタがいい」

上手に書こうとすると、用心深くなって疲れる。ヘタでいいと思うと、前向きになって本心が出てくる。たった一人に書くのだから、飾らずに書こう。「下手」という漢字を使わずに、「ヘタ」とカタカナで表現する。 「下手」は、上手下手の下手。技術の巧拙、物事の優劣、品質の良し悪し、美醜など、その価値を評価する言葉がある。絵手紙は、他人と比較できない「私の心」を表現する世界だから、他と比べたりしない。ゆがんでもバランスが変でも整えない。整えぬ。素の出た字や絵がいい。心を打つ。それが「ヘタ」。 写真家、土門拳は、「習ったうまさぐらい、嫌なものはない」という。絵手紙にはヘタが似合う。書いているうちに自分の味になってくる。

「はじめての絵手紙百科」より。ヘタをカタカナで書くには理由があります。

ヘタでいい、ヘタがいいというのが絵手紙のモットーです。ヘタをカタカナで書くには理由がありま、す。一般的にいう下手、つまり技術的に下手なものでも、一所懸命かいたものには、上手を越える魅力がある。「ヘタは上手を超える」そんな意味をこめているのです。そして、私が強調したいのは、「ヘタでいい」より、むしろ「ヘタがいい」の部分です。
 「ヘタがいい」と言う言葉は、絵や字が苦手な人にとっては、とても力強い言葉です。実際、この言葉に勇気づけられて、気楽に始める人が大勢いるのは嬉しいことです。けれど、「ヘタでいいから」といいかげんにかいたのでは、決して相手の心に響く絵手紙にはなりません。心を込めてかいたものであればこそ、ヘタが上手を超えるのです。
 心ときめかせてかこう。自分の心を飾らず、素直に伝えるには、そのための術(すべ)も必要です。「筆のてっぺんを持ち、穂先を使って、ゆっくり紙に刻むようにかく」という、基本的な線の引き方を提唱しているのは、線を鍛えて、その人らしい、味わい深い絵や字をかくためです。その上で、忘れてならいのは、「絵手紙の基本は感動」だということです。心の深い部分の思いが湧き水のようにあふれ出て、絵や言葉になったものが一番美しく、相手の心を揺さぶります。
 そんな魅力的な絵手紙をかくには、常に五感を研ぎ澄まし、心ときめかせて日々を送ることが、何よりも大切です。「きれいだなあ」「すてきだなあ」という、感情のほとばしりを大事にして、たった一人の人に向けて、飾らず素直にかいたものが、結局は万人の心を打つのです。ハガキ1枚の絵手紙は、じっくり線を引いても、15分か20分ほどでかき上げられます。毎日、ほんのひとときでも、ありのままの自分と正直に向き合い、表現し、その喜びを送りあえる絵手紙。あなたもぜひ、そんな絵手紙のすばらしさを、心から楽しんで下さい。

4.道具を準備(購入)する前に、自分の環境を考えておきましょう。

スタートする前に、考えておきましょう。

1)時間の確保  書くための時間はありますか? 道具をそろえるお金はあるけど、時間がない、ということはありませんか?
2)一人の静かな環境  集中してかける環境。集中して自分や相手のことを考える環境。
 これには自分の心を素直に見つめ直す時間、心を磨くための環境(読書など)のことです。
3)絵手紙を受け取ってくれる相手。とくに、自分のありのままの心を伝えられる相手がいればいい。
 そういう人を持っている方は少ないものです。身内、親族、友人のことを考えてみましょう。
 同じ職場だった人など、相手の住所や電話番号を知っている人がいるはずですので、見直してみましょう。
4)絵手紙の本や教室、またはネットで学ぶ。学ぶ方法。 
絵手紙の教室に参加するのも一つの方法です。絵手紙を書いている友人がいれば、アドバイスももらえるし、共通の話題で交流できるかもしれません。絵手紙の本やネットで「疑問を解決する方法」を持っていることも大切です。

これらの4つのポイントが高い場合は、そろえる道具も良いものをしっかりと準備できます。
しかし、少ない場合は、それに応じて少しづつ準備するのが良いでしょう。
ここには取り上げていないものの、健康状況も大切な要素です。しっかりと考えましょう。
 絵手紙の本でも、教室でも、ネットでも「絵手紙の道具一式」をそろえるように勧めるケースが殆どです。この記事のように、色々な環境を考えて道具をそろえるようにというアドバイスは無いように見受けられます。

5.絵手紙の道具を準備する3つのパターン。どれかを選びましょう。

絵手紙の道具を準備する3つのパターン。どれかを選びましょう。

1)身近にあるもので、始める。無いものだけを補充する。

そばにあるものを使って書いてみて、段階的に道具をそろえる方法です。

嫌になればすぐにあきらめてやめるタイプ。一番安上がりですが、絵手紙の楽しさを身につけるまで多くの時間と努力が必要です。そのため、途中で挫折しやすい。勿論、例外もあります。

家の中に子供のお絵かき道具や水彩道具セットを使用して始める。

家の中に子供のお絵かき道具や水彩道具セットがありませんか?

2)絵手紙の道具セットを購入して始める。道具だけの準備で教材や教室には不参加。

この方法の良いと言える理由。自分で工夫して、自己流の書き方を求めるタイプ。

続けるのも自分次第で、自己管理が良くできるタイプに人に向いています。

3)絵手紙の道具セットと教材の本の購入、または絵手紙教室に参加する。

この方法が向いている理由。道具をそろえるほかに、教材や教室など前向きに環境を整えて始める。途中で挫折する割合が少ない。絵の上手下手は全く関係なく、良いものを求める精神があれば書き続けられます。

この方法が良いと言える理由。

道具の中で何が重要ですか?何から揃えるとよいですか?

1)筆記具。(筆と墨) 2)彩色道具(顔彩) 3)葉書、4)本や参考となる教材など

この4つが基本的に必要。個人的に大切だと思うのは、画仙ハガキです。

6.基本の3つの道具を準備しよう。ハガキ、筆記具(毛筆)、彩色道具。

絵手紙のハガキの選び方

絵手紙の書籍がたくさん出ています。

書き方の説明や見本画像があるものの、ハガキの説明が殆どありません。

ハガキの準備こそ、最優先だと思います。

そこで、最近のハガキの情報をまとめてみました。それが、次の記事です。

絵手紙のハガキ・種類と違い

初心者に必要なもの。書きたい気持ち、葉書、筆、彩色道具

2.筆の選び方

「絵手紙の筆にはこんなに種類がある」という記事を見てみよう。

本格的な絵手紙には毛筆を使うように勧められています。本格的に書くには大切です。

全くのゼロ初心者には「筆ペン」が安くて手に入り易く、お勧めしています。



の案内 記事が長くなり過ぎています。続編と分けることにしました。

3.彩色道具の選び方。顔彩について彩色の仕方

4.その他の必要な道具の選び方。

絵手紙の道具の使い方・絵手紙の書き方の詳しい説明記事は続編記事を準備中。

 

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