絵手紙の場合の顔彩の使い方(1)きれいな色を出すには。

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顔彩の使い方をマスターしましょう。

だいぶ多く書いて、失敗して学ぶ場合が多いものです。

顔彩の色の出し方。4つの組み合わせで違ってきます。

使用する顔彩の種類、画仙紙の種類、混色の割合、水の量で違いが出る。

1)使用する顔彩の種類で違う。

 例えば、顔彩メーカー「吉祥の顔彩」と「呉竹の顔彩」では微妙な違いがあります。

2)画仙紙ハガキによって、大きな違いがあります。

 画用紙と、にじみの少ない画仙紙と、にじみの多い画仙紙では、同じものを使っても、かなり大きな違いがあります。

3)混色の場合はさらに違いが出ます。

 混色の場合、紅と白を50対50で混色するか、70対30で混色するかで違いが出るのは当然です。

50対50の場合、一つの筆で混色すると、失敗しがちです。

できれば、別々の筆で取ってから、混色するのがいいでしょう。

4)当然ですが、水の量でかなり違いがあります。

顔彩の基本色を把握しましょう。

特に間違いやすい「黒っぽい色」

黒、藍色、紫です。薄めて確かめておき、見本色にしましょう。

浅葱(あさぎ)も分かりにくい。薄めていくと、青色系がよくわかります。

胡粉とは白のことです

白が、一番多く使われて、最初に補充する方が多いことも覚えておきましょう。

水の量でどんなに色が変わるのか確かめて、見本表を作りましょう。

顔彩と水の量の関係画像

顔彩の混色は、自分で確かめて、混色の見本表を作りましょう。

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