作品は郵政省の絵手紙作品コンクール(51回)から取り上げています。
ここにある作品は、他の記事でも学びのための参考として使います。
作品の良い点をみて、自分の学びに役立てて下さい。解説文は他の記事でも紹介しています。
その1)あつい (小学2年生)
あつい様子がとてもよくかけています。
太陽も、スイカも書いています。
汗の表現がダイナミックです。

2)ひまわり 保育園児
つたえたいあいて:デイサービスのおじいちゃんおばあちゃん

審査員の評価文
とても大きなひまわりですね。
こはるさんの身長よりも、近くのおじいちゃんやおばあちゃんよりも、大きなひまわりでしょうか。
この絵を見ていると、とても元気が出てきますね。
夏の輝く光や、吹き渡る風も感じます。素敵な作品をどうもありがとう。
画面上のひまわりは、作者の「生のリズム」を表象しています。
太めの絵筆で、葉っぱなどの構成要素を繰り返し描きながら、自身の生命を輝かせています。
幼児さんの「描く」意味がそこにあります。
(サイト管理者の解説)
ヒマワリの花の部分に笑顔が書かれていますが、よく見えません。
花が笑顔かどうかはとても大切なポイントです。
黒色ではなく、黄色を使って笑顔を書くと良く見えて、最高です。
3)ししとう 小学2年生
つたえたいあいて:おばあちゃん

審査員の言葉
この絵手紙を見て、まず、目をひかれるのが、ししとうの色です。
赤や黄色やピンクなどを使って、色あざやかに、デザイン的にしあげています。
とてもおもしろく、すてきです。
はがきは、おばあちゃんにあてて書かれていますから、もしかすると、
おばあちゃんが畑で育てたししとうを作者におくったのかもしれませんね。
ことばは、「ししとう 大すき」とかんたんですが、絵と合わせてみると、いろいろな思いを感じる作品です。
4)半分に切った野菜たち
絵も上手。半分に切られた野菜たち。
みずみずしさが伝わります。料理を手伝ったり野菜をよく観察していますね。
絵の書き方は小学生のレベルを超えています。
絵手紙では、絵を部分的に書いて相手に伝わるようにしています。
その手法が上手に取り入れられています。

5)海の中きもちよかった。
おばあさんに海の中を泳ぐ自分を知らせたかった。
元気のおすそ分け。プレゼントです。

6)おにぎり 支援学校 1年
つたえたいあいて:先生

審査員の評価文
真ん中の大きなおにぎりが、まるでこちらに話しかけてくるかのように迫ってきます。
きっと政士郎君の思いがこのおにぎりにぎゅうっとつまっているのでしょうね。
大好きな先生が夏に負けないように…とそんな優しい気持ちが伝わってくるようです。
きれいにぬられた黄色の画面にくっきりとした三角の輪郭線と赤い文字がとてもデザイン性を高めています。
元気いっぱいのエネルギーをもらえる素敵な絵手紙です。
管理人の感想
おにぎりの大きさや言葉は良いものです。
ただし、黄色のおにぎりは真似しないほうがいいでしょう。
そこは、色をつけないで、白にして欲しいと思いました。
これは、子ども自身がそのように黄色に書いたのではないと思います。
教える人が見守らないでいるうちに、黄色が塗られてしまったのでしょう。
もし、これが子ども自身の感性で書いたとすれば、他の作品を書く時にも表われてくるでしょう。
偶然性を過度に褒めないようにしたい。
コメント
こんにちは、これはコメントです。
コメントの承認、編集、削除を始めるにはダッシュボードの「コメント」画面にアクセスしてください。
コメントのアバターは「Gravatar」から取得されます。