「手紙の書き方」を小学生に教えるポイントを押さえよう。

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初めに基本として知っておきたいこと。

手紙とは何?葉書とは何?封書とは何かが分からないと、理解が進みません。

手紙とは、用事などを書いて、人に送る文書のこと。信書、書簡、書状ともいう。
 目上の人に書く場合や、正式な手紙、非公開の手紙などは封書を用いるのが礼儀です。

葉書とは、手紙の形態の一つ。郵便葉書の略。決まった規格の用紙に通信文を書き、別の一面に相手の住所氏名を書いて出す郵便物。

一般に封書のことを手紙と言われていますが、葉書も手紙です。

したがって、郵便葉書サイズに絵を書いたものも「手紙の1種」です。

それで、「絵手紙」と言われています。

郵便葉書に絵を書いた絵手紙を「透明なナイロン袋」に入れた場合、袋に入れて閉じていることで封書の扱いになります。

葉書の書き方とマナーを知っておこう。

封書(封筒に入れて出す)を手紙ともいいますが、小学生はそれよりも先に、葉書の書き方を知っておきましょう。

ハガキの書き方の教えるポイントや注意点を紹介します。

子どもが幼児(幼稚園に通っている年令)でも、小学生でも葉書の書き方を幼い時から教えると良いのはどうしてだと思いますか?

教える目的は、常識をわきまえたしっかりした大人になるためのものです。

葉書の書き方を知ると、どんな良いことがありますか?

1)文字を書いて、気持ちを誰かに伝えるスキルアップができる。

2)言葉遣い、言葉の選び方が成長に応じて進歩し、礼儀や敬意ある言葉を使えるようになる。

3)書いてある葉書を読んで、意味を正しく読み取り、その本意を理解できるようになる。

日常生活でも相手(他の人)の話を良く聞いて、聞いたたことの要点を書いて記録できる。

葉書の書き方(形式)は、大人と同じ。内容は年令に応じたものでいい。

はがきの表(宛名の方)の形式は大人と同じです。

郵便番号と住所と宛名を書いて、切手を貼ってポストに入れます。

大人が点検することが必要な場合もありますが、文字は自分で書かせましょう。

難しい漢字の住所は「大きく書いた見本を見せれば真似できます」。

住所もひらがなでも大丈夫です。

大人(親や先生など)が知っておくべき葉書の書き方の基本。

1)はがきは縦型に書くのが礼儀正しいとされ、横型は親しい人向けとされています。

2)表の方の左上に切手を貼ります。

3)郵便番号を書くと、住所を細かく書かなくても構いません。

数字が書ける子供にとって易しいことです。

「東京都中野区~町」まで省略できます。番地などを書けばいいです。

4)アパート名やビルの名前まで書きます。

5)中ほどに届け先の名前を書きます。

6)左側に、差出人の住所と名前を書きます。名前だけでも差し支えありません。
 ここに住所が書いてあると、宛名が不十分で届けられなかった時に、その住所の所に戻ってきます。

はがきの画像

横型のはがきの書き方の方が難しい。

画像。

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